涙々の消費者金融道

貨幣とは

貨幣(かへい)とは、経済学上、「価値の尺度」「交換の媒介」「価値の保蔵」の機能を持ったモノである。
かつて貨幣は本位貨幣(本位金、銀貨)を指す言葉であり、政府紙幣や銀行券とは区別していた。現在の日本における法令用語としての「貨幣」は、もっぱら補助貨幣の性格を持つ硬貨のみを指し、「紙幣」及び「銀行券」とは区別されている。
一方で、慣習的な用法として、法令用語の意味における貨幣と紙幣・銀行券をあわせた通貨を貨幣(=お金)と呼ぶことが多い。
経済学の中では貨幣という用語は、銀行の当座預金や普通預金などの預金通貨や、定期預金などの準通貨を含むより広い意味で用いられることが多い。貨幣数量説、貨幣乗数などの用語における貨幣は、こうした用例である。

個人金融理論

家計にまつわる金融について論じる領域で以下のようなものがあげられる。日本では貯蓄と保険によることが多かったが、近年、「貯蓄から投資へ」との政府の方針やフィナンシャル・プランナーの資格取得者が広まり、実践分野での議論や活動が活発化している。
・将来のライフプランでいつ、どの程度の資金が必要で、必要資金をどのように調達するか
・その資金は貯蓄によるべきなのか、借り入れによるべきなのか
・ライフプランニング上、個人が安全資産として保有すべき資産の量はどの程度か、保険の適正購入レベルはどの程度か
・家計における遺産相続のあるべき金額とはどの程度か
・課税が家計の金融行動にどのような影響を及ぼすのか
・信用収縮が家計の資産形成や運用に与える影響
・不透明な将来の経済環境における資産形成の方法
個人の金融行動は教育投資、不動産や自動車など高額な生活必需品の購入、保険商品の購入、証券投資、退職後の生活資金のための資産形成などである。なお、金融行動には結果としての借入金の返済が含まれる。

金融について(間接金融)

間接金融の特色は、仲介業者(銀行などの金融機関)が存在することである。
資金の貸手と、借手の間に仲介業者が入るが、仲介業者は貸手から一旦借りて、借手に貸し出す。そのため、貸手と借手との間に直接取引関係はない。
金融機関が多数の貸手の小口資金を集め、多数の借手に融資できる点がメリットである。さらに、大規模な資産ポートフォリオを組むことになるため、個々の貸手のリスクが低下する。
間接金融においては、貸手の債権が仲介業者の債務となる。仲介業者は多数の貸手を顧客に持つため、貸手間の債権移転を振り替えることができる。これは、流動性の高さを意味するので、貸手は債権を現金相当物とみなすようになる。このようにして、間接金融の活動は信用創造を起こして、市中のマネーサプライを増加させる。
金融機関は、この貸手へ支払う金利(銀行では預金金利)と借手から受け取る金利の差(利ざや)で利潤を上げる。
一方で、本質的に貸手の債権を保証するのは金融機関ではなく借手である。そのためどの金融機関に預けても同額の債権は等しい価値である、とは言えない。
金融機関が財務状況の悪い借手に貸して不良債権となった場合は、本質的にその責任を負うのは貸手になる。
そのため、金融機関は技術と倫理に裏打ちされた金融の専門家によって運営されなければ信用を失う。